お仕事に関して色々な方とお話しをします。
それぞれ考え方も違いますし、業種も状況も違います。
その方の専門分野のことについて、私がその方より専門的であることはまずありません。
では何をするか。そして何が起こるのか。
何はともあれ、お話ししていただきます。
その方の業種・業界の素人である私に解るようにと、シンプルな言葉で色々な話をしてくれます。
シンプルな言葉で、素人に解るように話す時点で、状況や問題点が見えやすくなってきます。
素人の私と話す時には、業界の専門の方と話すのとは違った言葉を選び、且つ思考をされます。
この時点で話し手の思考が整理され始めているように感じます。
そして、話していただいた内容をまとめていきます。
私が私の引き出しから答えを出すのではなく、話し手の方がもっている選択肢を見やすく整頓するのです。
これが知識と情報のぶつけ合いにならない、お仕事としての「お話しする」ということだと考えています。